神奈川県・経営事項審査(けいしん)の流れを、分かりやすく解説。
横浜で、建設業許可のサポートをしている、かもめ行政書士法人です。
横浜駅西口より徒歩10分、また、神奈川県の建設業許可・経審の申請窓口である、建設業課も、徒歩10分のところに、事務所があります。
経審(経営事項審査の略で、「けいしん」といいます)を具体的に考えられている会社様とお会いし、案内を行いますと、やや複雑に感じられる反応をされることも珍しくありません。
今回は、経審について、できる限りわかりやすく解説いたします。
そもそも、経審(けいしん)とは何か?
実は、経審をお考えの方とお会いしますと、よく聞かれることが、「経審って聞くのですが、どういったものですか?」です。
簡単に書きますと、経審とは、経営事項審査の略で、公共工事の入札を希望するときに、御社の経営状況を点数化したものです。もう少し具体的に言いますと、御社の財務状況、技術者の資格状況、元請工事の売上高、建退共・退職金制度・建設機械などの状況などを勘案し、全てを点数化いたします。
また、経審を受けるには、建設業許可が必要になります。経審を受けた後は、横浜市、神奈川県など自治体へ入札参加資格を登録する手続きを行います。
経審を進めるための手順について
経審を進めるためには、大きく2つの手続きを行うことになります。
① 御社の財務諸表の結果を、登録機関へ申請します。このことを「経営状況分析」と言います。
② ①の結果や、工事完成高(売上高)、技術者、建退共に関わる書類を取りまとめ、神奈川県・建設業課(許可行政庁)へ申請します。
「神奈川県・経営事項審査の手引き」より引用
経審は、決算変更届と連動します。
経審は、御社の決算内容も加味されるのですが、これは決算変更届の内容となります。税務上の申告では、決算は税込、税抜処理ともに認められていますが、経審は、税抜処理しか認められていません。
経審をスムーズに進めるためには、決算変更届を早めに済ませることが大事です。
神奈川県の経審は、かもめ行政書士法人にお任せください。
かもめ行政書士法人では、横浜市より工事受注を行っている建設業者様など、経審サポートを行っています。
公共工事の中は、数年先まで続く工事もあるため、比較的先を見通しやすい面もございます。
建設業許可の他、神奈川県の経審のご相談にも対応していますので、お気軽にお問合せください。